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●みやこ記●雨が続く日々、ほんまによう降ると思っていたら、今日は久しぶりに晴れて、庭で蝉がいっせいに声をそろえて鳴きだしました。蝉のヌケガラ発見(モモがいた頃は土の中から顔を出したばかりの蝉がたくさん犠牲になっていた)、カラス(?)も水を飲みにきている・・・ウソォー、このカラスひょっとして・・・。 ●木、金曜日の2日間、仏光寺での坊守研修会に出席しました。全国から40人近くの坊守さん(寺の留守を預かる住職の妻)が集まり、講義を受講し、声明(お経)の指導を受け、さらには文化に親しみ教養を高めるという、1年に1回の研修会です。私は今まで最初から最後まで参加したことはなかったのですが、今年は懇親会もあって「フルコース」での参加です。 最近はなかなかゆっくりと法話を聴くことも途切れがちで、講義では、いきなり「歎異抄」がでてきて、ついていけなぁ〜い。先生が時々引用される川柳(「ヨン様に妻をとられて出前とる」夫の話など)だけがあたまに残るありさま。 声明では、音楽用の五線譜にお経をあわせ、歌のように音程をとりながらゆっくりていねいに全員で読経します。仏光寺派独特の声明です。さすがは坊守さん、大きな声を出しておられます。私はこれもまた必死、30分をこえると声がかすれてくる・・・。 ●はじめて懇親会に参加したり、2日目にはお茶の茶葉や香り、飲み比べて種類をあてる「茶かぶき」を体験して、お茶の世界のソムリエになったりと、楽しいひとときでした。お寺では切っても切り離せない煎茶や玉露のおいしい入れ方など、早速役に立つことも教わりました。 ●今回の研修では、自分でもやたらに勉強不足が気になり、やっぱり「ちょこっと坊守」ではアカン、お寺に生まれ育ち、お寺で生活をしているのに、これでははずかしい、やっぱり日頃からしっかりやらなくっちゃ!っと自分にいいきかせて・・・家に戻るとそんな「決意」もぼんやりしてしまいがちですが、とにかく刺激的な研修でした。 ●雨ふりの合間に、染色家こくたせいこさんの展覧会に行ってきました。京都在住で東京など全国的に活躍されている方です。こくたせいこさんとの出会いはちょうど1年前、某ギャラリーでこくたせいこさんの作品展に立ち寄った時のことです。以前にちょっとしたつどいで染色や着物のことを聴いたことはあったのですが、直接お話したことはなかったのです。 ちょうどおてらハウスの建築が始まって、あちこちのギャラリーまわりをしていた頃で、ほとんど初対面のこくたせいこさんに、おてらハウスへの思いをしゃべり、作家の立場から多くのアドバイスをもらったのでした。かなり話が進んでから、私のような初心者がベラベラとギャラリー建築の経緯までしゃべってしまったことに後悔しながらも、はっきりした物言いに元気づけられたのです。「作品を見る目を養わなくちゃね」「ハイ・・・」。 1年前にそんな話をしたことをもう覚えておられないかと思っていたら「ギャラリーはどう?」とたずねていただきました。今回もまた、あちこちのギャラリーでよい作品をたくさん観賞するように励まされ、感激して帰ってきました。 |
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