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★みやこ記★昨年末に「これはぜひ」と思っていた映画「武士の一分」をやっと観ることができました。「武士の一分」は、あちこちでその評判が良いので、主演のキムタクが現代的なだけに、果たして時代劇にはむいているのかな・・・と思っていましたが、やっぱり評判のとおりでした。「たそがれ清兵衛」・「隠し剣鬼の爪」にはないものを感じました。 ずっと以前にSMAPの香取慎吾さんが、「泣けますよ、2回以上は・・・」と言っていたのを思い出し、映画館では混んでいない前のほうに席を取り、ハンカチを手にして始まりを待ちました。案の定タオルハンカチは無駄にはならず、最初から最後までしっかり使うことになってしまいました。 映画の中では、キムタクがドラマで演じているようなあんな感じのせりふで、時代劇でもあのキムタクなのです。 でも貝の毒で失明してからのキムタクの鋭い目つきには、健康的なキムタクのイメージはなく、視力を失い、仕事もできず、最愛の妻にさえも不信感を持つ、もうこれ以上苦しいことはないという表情、テレビドラマの「華麗なる一族」からは伺えない「武士」を演じています。 こんな姿で生きていても仕方がないと苦しむ夫に、目が見えなくてもあなたはあなたですと、励ます妻にも泣かされます。妻役の壇れいさんは、一途で美しかった・・・。 病気や障害を受け入れていかねばならない本人とその家族のしんどさは昔も今も変わらないけど、それを支える周囲の理解や思いやりが大切なのだと、しみじみ感じ入ってしまいました。 緒方拳、坂東三津五郎などベテラン俳優の重みもあり、全体的に落ち着いた映画でした。桃井かおりが演じたおもいっきりおせっつかいなオバサンは、なんだか今の世にも存在するので、親近感があっておもしろかったです!涙は大量にでましたが、「寅さん」を観終わった時のようなさわやかな気分で、帰ってきました。 ★おてらハウスは、今週から「テディベアー・ランド」が始まっています。作家の山元君江さん(ご門徒さん)は1昨年の門徒作品展にもつまみ絵を出されるなど、とても器用なご婦人で、あらいぐまの「ふうたくん」やワンちゃんも作られています。 2階のギャラリーでは約50体のかわいらしいクマさんたちが森の妖精とともに、皆さんのご来場をお待ちしています。 |
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