「青いくじらの涙」

●みやこ記●昨日で土の子陶房展「時空を超えて うふふ」が終了しました。来場者数はやや少なめでしたが、熱烈な「土の子ファン」にお会いすることになりました。また期間中には、岸和田や泉南の方からも作品制作にかかわった方々もお見えになったり、スイスに住む知人が子連れで里帰り中会いにきてくれて、大きな「おさかな」がスイスに行くことになったり等々、私自身とても有意義な時を過ごすことができました。おいでいただいた皆様、ありがとうございました。

●次回企画は、私(みやこ)がアイアイハウスで、南嵜久美子さんの詩と出会い、この5ヶ月間、久美子さん詩集の出版準備を進めてきた一つの結果として開催します。

企画を進めいく中で、久美子さんのお父さんにお目にかかる機会を得ました。人生には「上り坂」と「下り坂」、そして「まさか」という「坂」があるとか、以前ご法話で聴いたことがあります。

幼い娘が重い心臓病と宣告され、呼吸困難、肺炎、気管支炎を起こし、昼夜関係なく病院に
駆け込む生活、父と母は無我夢中で娘を育てたが、視力もしだいに低下していき、腎臓や肝臓にも合併症が、「まさか、まさか・・」が続く、そんななか母が病を患い、娘が中学生の頃亡くなる。そしてその5年後、娘は20歳の誕生日を目前に逝ってしまった。

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そして7年が過ぎた・・・「家事もしない会社ひとすじの生活でしたが、久美子のことがあってからは・・・」と南嵜さんは振り返られます。きっと何度も「まさか」と思われたでしょう。
久美子さんもまたどうしようもない「まさか」と向き合って詩を作られました。

       心にやっと春がきた
       
       高く険しい冬山を
       わたしは登っていく

       多くの人に支えられ
       助けられ
       励まされて
       たどりついたところは
       あたたかく輝く
       希望の世界だった      (「春」)


27日から出版記念展が始まります。私の呼びかけに快く応じてくださったKUMIKO企画の方々とも力をあわせて、詩集が完成したことを心から喜んでいます。またまわりの皆さんにもいろいろとご心配をおかけして励ましていただいたこと、本当に感謝しています。

つらくて苦しい道を歩みながらも、希望あふれるあしたへ進んでいく久美子さんの詩は、現在に生きる私の胸にも強く響きました。久美子さんの大切な作業所の仲間や大好きなピアノのことなど34編の詩をまとめた詩集「青いくじらの涙」がいよいよ出版されます。どうぞ手にとってご覧になってみてください。皆様のお越しをお待ちしています。

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