ホームアローン!?

●みやこ記●ちょっと暖かくなってきたように感じるこの頃、椿が咲き、雑草がのびはじめて、庭の様子も春にむかっています。3月は「これから新しいことを始めよう」という気持ちになる季節。

●おてらハウスの戸はまだ「閉店」となっていますが、企画の打ち合わせや「いつから開けるんですか?」という電話もあり、いよいよ再スタートしなければ・・・開店してから3年が過ぎて、工務店にギャラリー内のメンテナンスをお願いしたり模様替えもしようかなどと考えているところです。

ちょうど1ヶ月ほど前に書いて以来ブログには登場していなかったのですが、夫が旅行中はお寺を守り、日々それなりに忙しく過ごしていました。

●夫がインドへ旅行中、私はホームアローン、緊張して留守番をしていました。子どもたちはそれぞれ忙しくしていてずっと家にいるわけではないので、とはいえ、まったく留守にできず(京都市内で仏像が盗まれた事件があった)。

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遠出はむずかしいし、「自由」はあるけれど「暇」、このバランスをどうとっていくか・・・結局この期間はマイペースでしたい放題、ある意味解放感に満ち溢れ、ひとりの生活を「謳歌」したのかも、修学旅行に子どもを見送った母親の心境、なんとなくわかっていただけるでしょうか。

●留守中に本堂を守るというのが1番の大役、毎朝たどたどしいお経(阿弥陀様には申し訳ないくらい)をあげた後、「今日はエローラ石窟に行っています」とか「ブッダガヤに着くようです」と報告していました。

   みやこA「もし何かがあったらどうする?」
   みやこB「連絡があってから考えたらええやん」
   みやこA「もし・・・どうしよう」
   みやこB「もし、ばっかり心配してもしかたない、なるようになる」

後半は、「みやこB」が優位のひとり芝居もふえてしまいました。

夫が無事帰国して、ホッとひと安心です。「インド旅行記」にもありましたが、おなかが不調だったようで、帰ってからもしばらくは柔らかくて暖かいものを食べていました。インドのトイレ事情を想像すると、ずいぶん大変だったことでしょう。

多くの課題をかかえながらも、何としてもインドの地をと願っての旅、家のことも気にしないで旅を満喫してほしいし、きっと大きな成果があると信じて送り出しました。インドで人生を変える何かをみつけたのでは!?

●インドといえば、先日米アカデミー賞「外国語映画賞」を受賞した「おくりびと」主演のモックンは、インドを旅行中ガンジス河での光景に大きく影響を受け、「おくりびと」の制作を企画したのだとか、イヤァー、やっぱりすごいところですね。

私自身は映画が公開された頃は父のこともあって、あまりにも現実的すぎて観ることができませんでした。少し落ち着いてきたので、「おくりびと」と「納棺夫日記 増補版」の2冊を一気に読みきり、父の葬儀のことを思い出しました。

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母は「湯灌」を身内ですると言っていました(ずっと以前はそうしたようです)が、葬儀屋さんにお願いしました。ワゴン車でチーフの男性と女性2人の計3人が到着、父の寝ている部屋に、お棺とその他の道具、そしてバスタブ、ホースなどが設置されました。

母と妹家族、私が見守る中、父の身体が清められていきました。バスタブとシャワーを使うこと30分、3人がかりでもあまり手際がよいとは感じられません。入院中お風呂に入れなかったし、母が丁寧にしてほしいと願ってのことかも・・・最初のほうは出ていた涙も、あまりに長くて渇いてしまいました。

約1時間ほどかかって、僧侶姿となった父があっという間に納棺され、お通夜の会場となる本堂へ移送されていきました。映画「おくりびと」ではモックンの「納棺の儀」での所作が美しいとの評判ですが、現実に目の前でみたのは「シャワーのシーン」ばかりでした。

納棺されるといよいよ旅立ちが現実のものとなってきます。火葬場ではいっそう別れがつらく、遺骨となった姿に涙し、来週は納骨の法要でお墓へ、・・・先日観た「Paris」という映画で、モンパルナスの高い建物の屋上から男性が、バイク事故死した元妻の散骨をしていました。風に吹かれて大西洋を渡るのか、それとも東に飛んでいくのか、これもひとつの旅立ちの形、私はこれがいいかも・・・。

●3月に入ってすぐ「アイアイハウス20周年記念のつどい」に参加。辞められた職員の方も多数来られて「同窓会」のような雰囲気で、楽しいつどいとなりました。

企画や準備のお手伝いもしてどちらかといえば主催者側、創設時のたいへんな時期を経て、山あり谷あり、上京に移転した現在も・・・昨秋から任された「アイアイハウスを支える会」事務局長の役も、できるかなあとちょっと気弱になっていたものの、約120名の参加者があり励まされました。その勢いでか2次会にまで参加してしまいました。

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元学生ボランティアで、現在は他府県で弁護士をしている方たちや、元職員で今は大学で福祉を教えておられる方とかにもお会いし、アイアイハウスの歴史の中で、様々な人たちが関わり、今も遠くから支えていてもらっていると、改めて襟をただす思いもしました。

●あっというまに2月から3月へ、夕方5時になってもまだまだ明るいので夕食作りを先延ばししています。「今日は何も作りたくないと思う日がある」「めんどうだ」ということは聞くけど、主婦の鏡みたいな人からそんな話ががでるとかなり安心してしまいます。ということで今夜も手を抜いてしまいそう!




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