東北訪問

●おしょう記●同じ佛光寺派の住職たちと一緒に、先日、1泊2日で東北まで行ってきた。1か月前の体調なら到底行けなかったかもしれない。

●TVなどを見ていても、到底自分には被災地まで行けないだろうと思っていたのだが、6月に、仮設住宅への「生活支援物資」を送る活動をした大阪のご住職から誘ってもらい、初めて東北まで足を延ばした。

今回は、飛行機を使い、大阪から1時間で仙台へ。向こうで新潟からの一向に合流して車に同乗し、北上しながら海岸線を踏査という比較的楽な行程。

ビルが丸ごと横倒しに
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しかし実際に目の前に見る被災地の現状は、改めて水の力のすごさや自然の怖ろしさを感じるものだった。

大きなビルが丸ごと横倒しになっていたり、海岸から何百メートルも離れている住居が流されていたりした。

小学校の3階まで水がついていた
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延々と続く、がれきの山に被災地域の広大さを思い知らされた。

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●宿泊は松島のホテルという、ボランティアというのが申し訳ないような待遇だったが、同じホテルには他府県から応援にかけつけた何百人という機動隊の面々が宿泊されていた。

聞けば、何週間も大広間に泊りながら、ぶっ続けに作業に従事されているそうだ。

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●二日目には、津波で大破した西本願寺派の寺院で、墓地の流入物の撤去の作業に参加した。

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何トンもあるような墓石が、軒並み倒れていた。到底、人力ではどうなるものではなかった。多くの骨壷などがむき出しのままになっていたが、まだまだ手がつけられていない状況だった。

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墓石の合間に、台所用品やおもちゃなどの生活用品が散乱していた。おそらく住居ごと流されてきたのだろう。

倒れたお墓に添えられたお花が印象的だった
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北は北海道から、南は九州から参加したメンバー
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●帰りには本願寺派の仙台別院でお参りして帰路についた。

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本当に短時間で、広大な被災地域のほんの一部分しか見ることはかなわなかったが、TVなどの報道だけではわかりにくかった被災のスケール感を感じられただけでも有益だったように思える。

東北の人たちは、とにかく「観光」でもいいから、全国から多くの人に訪れてもらい、現地を見てほしいと願っておられるようだ。

初めてみる東北の海は、災害を起こしたことが信じられないような、穏やかな海だった。是非また訪れてみたい気にさせられた。



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