口は元気

●おしょう記●1月も最終日。全国的に厳しい寒さが続いているみたい。京都は雪こそ降らないが、毎日身体の芯が冷え込んでいる。

●今年は年明けに美也子の手術もあったし、よけいにそう感じるのかもしれないが、例年一月は、当初に、毎朝本山のお経の当番があるので、長く感じている。

さて、美也子もおかげさまでだいぶ元気になってきたようだ。

その回復度は、口の悪さからもうかがい知れる。

●先日、たまたま娘が、2月の結婚式に向けて、式の合間に映す予定の、新郎新婦のDVD映像のために小さいころの写真などを探しに来ていた。

娘の小さいころの写真には、当然ながら住職も若い父親として写っている写真が多い。

もちろん初めて見るわけではないが、物心ついたころには、もう住職はヒゲを生やしていたみたいで、久しぶりに見て、写真のヒゲのない姿が珍しかったのだろう。

「いやーおっさん(娘は住職をこう呼ぶ)、ちょっと若いころ、向井理(おさむ)に似てたんと違う!?」

「そうやろう!と、いうか、わしの方が年上やから、むしろ向井理が若いころのわしに似ているというべきかな。」

などと軽口をたたいていた。

すると、そばで聞いていた美也子が鼻で笑って

「えーーーーーっ!誰が向井理やって?それだけはちょっとやめて・・・はははは---- 

と、笑い飛ばしていた。

むろん住職も本気で向井理と思っていたわけではないし、正直さすがにそれは恥ずかしい。

しかし、その笑い方があまりにも頭からばかにしているようで、少しむっとしてしまったのだった。

●また、ある時。ちょうどTVの番組で福山雅治の話題を放送していた。住職はちょうど立ち上がって移動しようとしていた時だった。

話題がちょうど核心にふれるようなことに移ったので、一瞬立ち止まってTVの画面をさえぎるような場所で立ちつくしてしまった。

すると、すかさず

ちょっとー!前見えへん。福山雅治の邪魔せんといて!」

と、後ろの美也子から罵声がとんだ。

画像



思わず「あっ、ごめん!」と謝って横へのいたのだが、えっ!そこまで邪険にされるのか?みたいな。

●他にも、美也子の回復度を示すエピソードはことかかないが、もっぱら口でできる範囲に限られているみたいだ。

本人も言っているが、近くの買い物以外、なかなか外出もままならない中、やや欲求不満もたまっているのかもしれず、そのとばっちりがこちらに来ているのかもしれない。

と、いうことにしておこう。

●2月は久しぶりにおてらハウスの展覧会もあるし、結婚式もある。

それに向けて、少しずつパワーをため始めている今日この頃であるようだ。

この記事へのコメント

素人の仏師
2012年02月01日 21:56
こんばんは。久しぶりにご住職のお話を拝聴させていただきたいと、懐かしくこのblogを読みました。
昨年は坊守様が大変な状況だとは知らず、ふらりとお寺にお邪魔してしまい、すみませんでした。
おしょう
2012年04月20日 18:02
例によってコメントを反映させるのが大変遅くなってしまいました。
何度も来ていただいたようで失礼しました。また天候が良くなったらお出かいただき、お話を聞かせてください。

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