花嫁の父

●おしょう記●先週の日曜日は娘の結婚式だった。しかし、その前後の2,3日は慌ただしく過ぎた日々だった。

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●結婚式の前々日、急きょ、本山から電話があり、土曜日に滋賀県のお寺へ代理でお説教に行ってくれと頼まれた。

娘の結婚式の前日だとは言ったが、本人でもないし大丈夫だろうとか言われて、それもそうかと引き受けた。

しかし、1時間j近く話すには、それなりの準備も必要だし、一生懸命、時間をかけて内容を考えていた。

そうこうするうちに、今度は檀家さんからお葬式の連絡が入った。

事情があって、ぎりぎりまで日程が決まらず、土曜日なら先のお説教と、日曜日なら娘の結婚式と重なることになるので、やきもきしていた。

結局、そのお葬式も日曜日に決まったが、結婚式当日で、とうてい引き受けられないからと、他のお寺を紹介させてもらおうとした。

しかし、こちらの時間に合わすからどうしてもと言われて、お葬式もさせてもらうことになった。

●そして、土曜日は午後から滋賀県のお寺へのお説教。帰宅して夜はお通夜。日曜日は、朝からお葬式をした後、綱渡りのように結婚式場へ駆け込んだ。

あまり大々的に言うのもなんだし、急用が入って遅れたことにしてもらい、結婚式場へ入ったのは、12時過ぎ。

12時半からは両家の親戚紹介もあり、それまでにはレンタルのモーニングにも着替えなければならない。

着なれないモーニングをあわてて着込んで、なんとか親戚紹介に間に合う。

●その後は向こうの進行に合わせて、役目をこなすのみ。

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式場は教会風だが、「人前結婚式」という形式を取った。自分も含めて初めての経験という人が多かったが、かえって新鮮で良かったようだ。

「花嫁の父」としては、まずバージンロードの付添役がある。昨年、姪の式で弟に替わって歩いたとはいうものの、やはり本番では緊張した。

●続いて、隣のホールにて披露宴。新郎新婦も同じ高さに座るような比較的小さなホールで、人数もさほど多くなかったが、家族的な雰囲気で皆に喜んでもらえたようだった。

お色直しの間、二人の生育歴をたどったプロモーションムービーが流された。

実は、これは住職が作成したDVDで、新郎側からも写真を借りて作った5分間ほどのスライドショームービーだ。

もともと得意な分野だし、まして娘の結婚式用ということで、結構、力を入れて作ったものだ。


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本人的にはもっと完成度を高めたい気持ちもあったが、出席者にも好評だったので、良しとすべきか。

また、その後は長男が妹夫婦のためにキーボードで「素晴らしき世界」他の演奏で花を添えた。

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まあ、色々あったが、佐々木家としては、言うことなしと言わねばならない。

●そして最後に、両家の両親が並んで新郎新婦からのメッセージタイム

おそらく娘としては、ここが最高の見せ場として、書いてきたであろう手紙を読んでくれた。

内容はなかなか感動的で、一般的には、花嫁の父としては、ここで涙のひとつも流すように期待されたかもしれない

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が、なぜか泣かなかった。理由はわからないが、自分でもひょっとして冷たい人間なのかと思ったほどだ。

もう実質、昨年中に入籍して暮らし始めているということもあるのかもしれないし、ぎりぎりまでバタバタして頭が混乱していたということもかもしれない。

世間でよく言われる、娘が自立していくことに感傷的になる父親というものが良くわからないということはあったので、やはりもともとそういう質なのかもしれないが・・・。

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●まあしかし、父親がいうのもなんだが、花嫁姿だけは、本人が一番力を入れただけのことはあって、見事なものだった。

本人が尊敬するという?オードリーヘプバーンを大分意識していたようだったなあ。

まあみんな頑張った。お疲れ様だった。夜はバタンキューと寝てしまったのだった。






この記事へのコメント

成広のり子
2012年03月30日 15:25
おめでとうございます。
ブログを拝見するのが随分遅かったですね。失礼しました。
来週末にはお世話になります。
どうぞよろしくお願いします。

娘さん、とってもお綺麗で ますます寂しくなられましたね。
ご住職、奥様 どうぞお体に気をつけてお過ごしください。
おしょう
2012年04月20日 18:04
成広さん、こちらこそいつもコメントを反映するのが遅くなって申し訳ございませんでした。もうイベントも終わってしまいましたが、今後ともよろしくお願いします。

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