よれよれ回峰行

●おしょう記●先週、仏教伝道教会というところが主催する研修会に参加、比叡山に2泊3日でこもっていた。最終日はミニ回峰行もあったが、残念ながら体調不良で途中でリタイアした。

●仏教伝道協会は、あちこちのホテルに「仏教聖典」を送る運動などを続けておられる財団法人である。

もう40年以上、色々な宗派の本山を会場に、毎年一度「実践布教研究会」という研修を開催されている。

今年は比叡山延暦寺が会場。最終日には「ミニ回峰行」も予定されていて、住職も満を持して、数週間前からトレーニングも積んで参加しようと意気込んでいた。

ところが、2週間前ほどから、例の6,7ヶ月周期ぐらいに体調が悪くなる「持病」が始まり、どうにも身体がだるくて集中力が続かない。トレーニングどころではなくなった。

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●それでも向こうに行けば何とかなるかと、一縷の望みを抱いて参加した。

浄土宗、真宗、日蓮宗、禅宗、天台宗、なかにはタイのお坊さんもおられ、総勢60名ほどの参加だった。

分科会、色んな宗派のお坊さん集合
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1,2日目は、講演や分科会が中心。それでも朝の5時から起きての座禅(天台では止観と呼ぶ)や、食事時は音を立てずに集中するなど、生活の中での規範がある。

講演の時などはまだしもだが、ずっと正座や座禅の足組をしているときは、やはり身体がだるかった。

普段なら軽くできることが、この病気の時は必要以上に精神や体にこたえる

●そして最終日の「ミニ回峰行」。

午前1時に起床するのだが、前日午後9時に就寝しても、途中で目が覚め、十分な睡眠時間がとれない。

支給されたわらじを履く参加者たち。(浄土宗禅林寺派 近藤師撮影)
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何とか起き出し、真っ暗な中、参加者60名ほどが白い装束に身を包み、希望者はわらじも履いて、玄関前に集合。

千日回峰行を続けておられる現役の「阿闍梨」さんを先導にして、支給された懐中電灯を持って山道を一列で歩いていく。

●途中までは良かったのだが、足元を懐中電灯で照らしながら、木の根や石をよけながらひたすら狭い山道を下っていく中で、だんだん目が疲れ、頭が重くなっていった。

前の晩にバファリンも飲んでいたが、元々の体調不良が、極限状態でますます悪くなっていったようだった。

おまけに履いていった靴がわずかに大きくて、下り坂でつま先を痛め、加えて正座や座禅で膝や足首が弱くなっていた。

先導していただいた「阿闍梨」さん。(浄土宗禅林寺派 近藤師撮影)
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麓の坂本の日吉神社近くの「志賀院」というところまで降りてきたのが午前5時頃。

そこでパンと牛乳などの朝食をいただく。ここからまた2時間半ほどかけて山を登るのだが、残念ながら大事をとってここでリタイアさせてもらった。

●男性陣はもちろん、女性の方でも登りに挑戦されていたので、自分ながら情けなかったが、これも「ご縁」と思い断念した。

比叡山「居士林」前にて。カメラは忘れるスマホは電池切れで、他のお坊さんに頼んで一枚だけ撮ってもらう。やはりどこかしんどうそう?・・。

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●最大行事の「回峰行」のリタイアは残念だったが、様々な宗派の僧侶の方が参加していて、その交流などは大変有意義だったと思う。

最終日、天台座主のお言葉をいただく(浄土宗禅林寺派 近藤師撮影)
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普段、自分の宗派の中だけではわからない、色々な仏教宗派の方の意見も聞け、共通の問題点も浮かび上がったと思う。

来年はどうなるかわからないが、今回は「参加したことに意義がある」と思い、自分を納得させているのである。

もし機会があれば、是非リベンジもしてみたいとは思っている。

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