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zoom RSS 醍醐山「ワープ」事件

<<   作成日時 : 2015/10/28 21:44   >>

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●運動と気分転換を兼ねて、1〜2か月に一度ぐらい、近所の山などに登っているが、先日、本人的には不思議な体験をした。

山と言っても、普段はせいぜい短時間で登れる大文字山や清水山などだが、その日、たまたま午前中から時間ができたので、前から一度行きたかった伏見の醍醐山へ出かけた。

時間節約のため、醍醐寺の駐車場まで車で行き、そこから徒歩。醍醐寺といえば、桜や豊臣秀吉の茶会などで有名で、シーズンには、多くの人出があるが、今はまださほどでもない。

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今回は山がメインなので、拝観料の要る本殿などを迂回して直接、裏山に廻った。

この山の上には、西国三十三所の一つでもある准胝堂などもあり、比較的歩きやすい石段や山道だが、普段山道を歩きなれていないと、結構疲れる。それでも年配の人たちでも結構登っておられるようだ。

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●1時間余り登ると、中腹に、どうやって建てたのかと思うほど、立派なお堂などが現れる。

そこが、准胝堂などのいわゆる上醍醐で、さらに15分ぐらいで、一応、再奥部と思われる開山堂というお堂まで到達した。そこでおにぎりの昼食。

さて、そこから持っていたガイドブックには、ぐるっと行者道のようなところを、ループ状に廻って、先の准胝堂まで戻れるような地図が乗っていた。

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せっかくだからと、そのルートを廻って戻ることにした。わかりにくいルート口を何とか見つけて、そこだと信じてひたすら進んでいった。

あまり人の通らないような細い山道で、落ち葉で足をすべらせながら、いつまで降りるんだろうと思いながら、約30〜40分。

このまま麓まで着いてしまうのではと思い始めたころ、本当に民家が見えてきた。どうやら元に戻る道でなくて、別の降り道を通って麓の里に着いたらしい。

残念だが、まあ仕方ないかと思いながら、里道を歩き始めた。おそらく醍醐寺の近くの里だと思ったが、念のため、スマホのマップで確認した。

何と!そこにあった地名は「笠取」!。

●「笠取」は、滋賀県と宇治市の間の山間の村で、最近は京滋バイパスのインターもあり、京都市内からなら1時間ほどで行けるようになった。

実は佛光寺派の寺院もあり、車でなら何度も行ったことがある。

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要は山をはさんで、醍醐の反対側に出てしまったわけだ。しかし、当初、「醍醐」と「笠取」の名前はそれぞれ知っていても、頭の中で二つの地名がすぐには結び付かなかった。

狐につままれたような気がしたが、とりあえず元に戻る方法を探さなくてはならない。

近くで作業をしていた男性に聞くと、鉄道はもちろんバスも通っていない。タクシーを呼ぶにも来てくれるかどうかわからないという。

1KMほど歩いたところに「アクトパル宇治」という、宇治市の野外センターの施設があり、そこへ行けばひょっとしたらタクシーが呼べるかもしれないという。

●そこで選択に迷った。呼べるかどうかわからないタクシーを求めて「アクトパル宇治」まで歩くか?元来た山道を1時間あまり登り、そこからまた反対側まで1時間ほどかけて降りるのか?

難しい選択だったが、体力的には、来た道を登る自信がなく、とりあえず「アクトパル宇治」まで歩くことにした。

結論から言うと、アクトパル宇治の公衆電話から、宇治市内のタクシーを呼べることがわかって、一安心。しかし醍醐までは、ぐるっと山を迂回して10数キロも離れているという。

20分後に、京滋パイパスを通って(!)タクシーが来てくれて、再度京滋パイパスを通って宇治市に出、黄檗などを通って20分ぐらいで元の駐車場に戻ってくることができた。

料金は4千数百円。しかしお金に換えれないほど助かった思いがした。

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●あとでいくつかの地図を確認すると、そのループ状の行者道を載せている地図は他になく、どうやら今は使われていない道で、通行禁止になっていたらしい。

持っていたガイドブックには、あまりに大きな道として載っていたので、まさか通れないと思わず、ひたすら突き進み、山の反対側に降りてしまったのだった。

●昼間で、周りには民家もあり人もいて、それでもあんなに心細い思いをすることは珍しかったかもしれない。

冷静に考えれば、当たり前の話だが、その時の本人の気持ちとしては、まさに「ワープ」して別の世界に行ったような不思議な体験だった。




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